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Event
TEDxRikkyoU 7th Event
2023年12月16日(土)
open 13:20
main event 13:50~
reception 18:15~
@立教大学池袋キャンパス 9号館大教室、小教室
Theme
傷ついた友人を目の前にしたとき。
大切な人が悩み苦しんでいるとき。
言葉にならないこの気持ちを、誰かに伝えたいと思うとき。
誰かをわかりたいと思ったり、
誰かにわかって欲しいと思ったり、
あるいは、わかられてたまるか、と思ったりする。
わからなさの目の前で、
私たちはどうしたら良いのだろう。
私たちに何が出来るのだろう。
わかったつもりにならないために。
わからない部分を無かったことにしないために。
いま、もう一度読み込んでみよう。
パソコンの画面が動き出すときのように、
ゆっくりと時間をかけて、一緒に、ぐるぐる、
わかり合うことについて考えてみませんか。
When you see a hurting friend in front of you.
When you see a loved one in distress.
When you want to tell someone how you feel, but hard to put it into words.
When you want to understand someone,
Or you want someone to understand you,
Or you think, “How can they understand me?”
In the face of incomprehension,
What should we do?
What can we do?
To not pretend that we understand.
To not erase the parts that we don’t understand.
Let’s load it again now.
Little by little, just like when a computer starts to move,
Together, going round and round,
Let’s together think about what it really means “to understand each other.”
TEDxRikkyoU 代表
異文化コミュニケーション学部 日馬涼介
経済学部 北村香乃
Speakers
渡名喜庸哲
立教大学文学部文学科文芸・思想専修教授。
2011年にパリ第7大学で博士号を取得。
哲学が専門で、レヴィナスをはじめとした
フランス現代哲学に関心がある。
主な研究領域は、現象学、社会思想、倫理学など。
"「わかり合えなさ」を哲学してみる"
「わかりあう」とはどういうことでしょうか。
そもそもそれは可能なのでしょうか。
立教大学文学部でレヴィナスという「他人には絶対わかりえない部分がある」と主張する哲学者を研究なさっている渡名喜先生。
他のスピーカー様と一線を画す視点で、わかりあうの本質を一つ一つ丁寧に紐解き哲学する。そんなトークです。
大日蒼
立教大学理学部物理学科3年生。理学部内にある共通教育推進室(SCOLA)でトークのメインテーマでもある「サイエンス
コミュニケーション」に出会い、現在はその勉強に取り組んでいる。
"科学と社会をつなげるサイエンスコミュニケーション"
サイエンスコミュニケーション(SC)とは、
科学の情報発信を通じて、科学の面白さや科学技術をめぐる課題を人々に伝え、ともに考えていく活動のことです。
私たちの生活とはちょっと遠く感じる科学とどのように付き合っていけばよいのか。
サイエンスコミュニケーションにおいて、情報を伝える側と受け取る側の歩み寄りが大切という大日さんの想いを軸にお話しいただきます。
冨吉貴浩
立教大学コミュニティ福祉学部卒。
在学中はアジアを中心に旅をする。
卒業後は旅行会社の営業部門で働き、その後現在の法人へ。
現在は公益財団法人日本オリンピック委員会広報部にて勤務。
"わからないことを知る"
お互いを理解することは難しい。しかし、理解することを諦めてはいけない。
では、お互いを理解するためにはどんなことが助けになるのだろうか。
障がいを持つ方と旅行をした際のお話。
旅行会社の営業時代に衝撃を受けたお話。
これら2つのエピソードから、お互いを理解するためには何が必要なのか、何が助けになるのか。
そんな、相互理解という難題を紐解くカギについて、お話ししていただきます。
ファン・ユナ
立教大学法学部国際ビジネス法学科グローバルコース1年生で、韓国からの正規留学生。
幼少期から英語を、高校からは日本語も学び、
3カ国語を操るトリリンガル。
"Understanding myself and others
~Life under inconsistent expectations~"
周りからの期待と競争社会のプレッシャーから自分を見失いかけていたユナさん。
転換点となったのは、様々な人との出会いとその中で学んだ自分にはない新たな価値観。
どのようにして自分の心の声を見つけ、そしてそれは周りの人を理解する上でどのように役立っているのか。
「自分を知ることは他者を理解することの第一歩」というユナさん自身の学びを軸にしたトークです。
(※英語によるトークです)
藤本昌宏
立教大学異文化コミュニケーション研究科修士1年。
バイリンガル学生のファシリテーション能力やコミュニケーション能力について研究している。生まれつきの全盲。
"全盲の私が見つけた、分かりあえなさをわかる勇気"
視覚障がい者として生きてきた藤本さんが、
これまで誰にも言わなかったこと、言えなかったこと、でも言いたかったこと。
「見たくないことは見ない、というのをやめたい」という思いを胸に、
みんながなんとなくタブー視してきた「障がい」というテーマについて赤裸々に語ってくれます。
「言ってもわかってもらえないから」と諦めて蓋をしてしまうのではなく、
そのわかり合えなさをあえて明らかにすることからはじめてみようとする、そんなトークです。
Special
石田進
起業家、光応用通信研究、口腔微生物学研究、
そして現在、立教大学院経済研究科に在籍。
学生時代に偶々光ファイバーの干渉を見つけ
研究者として社会に携わった際に、様々な研究を養った。
企画「石田博士の研究室〜耳を通してみる世界〜」
視覚障がい者の方々が少しでも暮らしやすい世の中になることを目指し、
「聴覚空間認知システム」の研究開発に取り組んでいます。
このシステムは、街中のあらゆる音を再現することで、
視覚障がい者の方自らがどの位置を歩行しているのかがわかる仕組みとなっています。
現在はパソコン上で利用できるこのシステムを、
将来的には携帯一つで利用できるようにすることが目標です。
Timetable
Booths
1
スピーカー対談
スピーカーさんが1対1で今回のテーマ”Loading...”や相互理解に関してのお題について意見を交換する企画です。
スピーカーさんの考え方や経験など
トークで聞けなかったお話を
近距離で聞けるチャンスです!
2
哲学対話
ひとつの問いについて誰かと一緒に考え、聴き合い、探究する企画です。普段考えないことについてじっくり 考える時間になります。
みんなで円になって、
スピーカーのトークや
「わかり合えなさ」について、
ぐるぐる、共に悩み考えましょう!
3
AIブース
主催元である立教大学人工知能科学研究科にご協力いただき、
最新のAI技術を体験できるほか、
実際にAIの研究をしている院生とお話ができます。
普段なかなか触れることのできない
AIの世界を体感し、分かり合うことに
対する新たな気づきを得られるような
ブースになってます!
ぜひ、1度体感しにきてください!
4
石田博士の研究室
~耳を通してみる世界~
視覚視聴者の方が行う訓練を、石田博士が長年研究を重ねてきた「ある聴覚システム」を使って肌で体験してもらう企画です。
TedxRikkyoU初のリアルな体験型企画なので当事者の側に立って視覚障害を持つ方の
生活を学ぶことができます!
この機会に、私たちの当たり前の生活を
振り返ってみませんか?
5
寄せ書きブース
オーディエンスの皆さんが
「わかったこと」や
「わからなかったこと」
「感想」を
共有できる場を作ります!
寄せ書きとして書くことで自分の気持ちを言語化することができるうえ、他の人は何がわからないのか、どんな気持ちになったのかを見ることが出来るので今回のテーマを感じるのにピッタリです!
6
本棚
企画担当者やスピーカーの方々が
今回のテーマ「分かりあうこと」に
関連して選んだ本を展示しています。
様々な本との出会いを通して、
わかり合うこと/わかり合えないこと
にじっくり向き合える空間です。
ぜひお気に入りの一冊を
見つけてみて下さい。
7
グラレコ
グラフィックレコーディング
通称グラレコとは、
会議や講演などを、文字とイラストや図を使って直観的に理解しやすく
記録する手法。
当日はトークをリアルタイムで
「グラレコ」します!
グラレコの表現方法は様々。今回は、
優しいタッチと色使いにセンスが溢れ、多くのイベントで活躍している大学生の2人に依頼しました!当日のトークの理解をより深めることができます!
8
ガチャガチャ
TEDxRikkyoUオリジナルグッズが
入ったガチャガチャを会場内に
設置します。
運営メンバーが「出てきたら嬉しい!」と思うグッズをつくりました!
お一人様につき一回無料なので、
ぜひぐるぐる回しに来てください!
SP
レセプション
イベントの後半で飲食をしながら当日の来場者の方々が交流することができる時間を提供します。
オーディエンスの方だけでなく
企業の方やスピーカーさんとも
お話ができる貴重な機会です!